ウォルトディズニーワールド(フロリダ)ホテルからパークの車椅子交通機関

ウォルトディズニーワールド

フロリダのリゾートでは、ホテル~パーク間の移動手段も重要だと思います。
特に車椅子などを利用していると、その交通機関に乗れるのかどうか、不安になりますよね。
そんなお悩みを持っておられる方に、私達が利用した移動手段の体験談も交えまして、ご紹介したいと思います。

無料の交通機関

ホテルとパークの間では、無料の交通機関があります。
東京だとほとんどバスに限られていますが、フロリダは敷地が広大なため、色々な乗り物でアクセスできるようになっています。

ホテル~パーク間の無料交通機関の種類は、
・バス
・スカイライナー
・モノレール
・フェリーボート

といったところでしょうか。
2020年2月現在

このうちの、バス、スカイライナー、モノレールについては、車椅子に乗ったまま利用できます。
私達も向こうで、実際に乗ってきました。
今回は主に、この3つについて車椅子に乗ったままの利用法などをご紹介します。

ボートだけは乗りませんでした。

いつか利用する機会があれば、改めてレポートします。

バス

宿泊するホテルによって違うでしょうが、一番利用する機会が多いのは、無料の送迎バスだと思います。

所要時間

どのホテルに泊まっているか、またどのパークに行くかによって違ってきます。
でも大体は、15~30分と考えておくといいと思います。

例えば、

ウォルトディズニーワールド(フロリダ)車椅子宿泊 ポップセンチュリーリゾート
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上記の記事でもご紹介しているポップセンチュリーからですと、
・マジックキングダム(一番遠い)→20~30分ほど
・その他のパーク→15~20分ほど

こんな感じになるかと。
隣のホテルのアートオブアニメーションでも、同じような時間になると思います。

キャラクターバス

現在は新型(?)がたくさん導入されていて、キャラクターなどがデザインされた車両がほとんどになりました。


これらを眺めるだけでも、夢の国にいるって感じがして楽しいですよね。
もちろん車椅子に乗ったまま、この車両に乗り込むことができます。

バス乗り場

バスの停留所には、車椅子などの専用のレーンがあります。

バスを待つ場合は一般の方と同じところではなく、必ず専用レーンにいることがポイントです。
専用レーンで待っていると、バスが到着した際、一般の方の順番に関係なく、最初に乗せてもらえます。
車椅子などを利用されている方が順番待ちをされているときは、その順番通りになります。

※ちょこっとメモ
バス待ちをする際、例えば雨が降っていて屋根のあるところに引っ込んだりしていると、運転手さんは乗らないものだと判断することが多いです。
この場合は一番に乗せてもらうことはできません。
もし最優先で乗せてもらいたい、という場合は、雨でも専用レーンに並んでおく必要があります。

車椅子でのバスの乗降方法

↑この記事でも書きましたが、乗降口にスロープが備え付けられていて、運転手の方が準備をしてくれます。

東京でも採用されている車両がありますが、フロリダの新型車両でもこのスロープが自動になりました。
ちょっと前は、運転手の方がスロープを引き出したり引っ張り上げたりしていましたが、今はボタン一つです。
その上、車体も乗降口側に傾いて低くなりますので、車椅子を押して乗り降りするのも安心です。

車椅子のまま乗り込む場合は、このスロープの準備ができてからになります。
準備ができたら運転手の方が合図をしてくれるので、車椅子を押す人が押して、自分達で乗り込みましょう。

中に入ると、車椅子専用の停車場があります。

運転手さんがここに、この向きで停めてくれと言ってくれるので、その通りにしましょう。
所定の位置まで来たら、駐車用ブレーキをかけます。

ブレーキをかけると、バスに備え付けられている車椅子専用の留め具があるので、運転手さんがそれをつけてくれます。
これで身体まで完全に固定されます。
車などでつけるシートベルトみたいなものですね。
万一、急ブレーキをかけたり衝突したときに、車椅子から飛び出したり、車椅子自体が動かないようにしておくためのものです。
くれぐれも、自分で勝手に外さないようにしましょう

バスから降りるときは、今度は一番最後になります。
全員が下りてから、スロープを出して車体を傾け、留め具を外してくれます。
これが終わってから、車椅子を押す人が押して、バスから降ります。

注意
バスから降りるときは、必ず後ろ向きでおりましょう。
車体が傾いているといっても、スロープは下り坂になっています。
前向きに下りると危険ですし、車椅子に乗っている方も前のめりになって落ちそうで怖いです。
ですので下りる際は、後ろの安全を確認してから、ゆっくりと後ろ向けに下りましょう

バスの車椅子最大積載数

バスに積める車椅子の数は、2台です。

マジックキングダムに向かう車両は、写真のように車体が2つつながっていて、人数もたくさん乗ることができます。
が、この車両でも車椅子は2台までです。

すでに2台乗っている場合は、次のバスを待つことになります。
もしくは、車内に余裕があるなら、折り畳めるタイプの車椅子であれば、車椅子から降りて、折り畳んで乗り込むことも可能です。
けれど車椅子が2台乗っている車内はすでに混雑していることが多く、目的地まで立ったままになる可能性が高いです。
揺れる車内で大体20~30分は立ちっぱなしですので、そのときの体調としっかり相談した方がいいでしょう。
身体が不自由な方や体調の悪い方は、次のバスを待った方がいいかもしれません。

スカイライナー

この記事でもご紹介しましたが、2019年9月29日に運用を開始したゴンドラ型のリフトです。
これももちろん無料で、車椅子に乗ったまま利用することができます。

出発のときは、なかなかの急発進。
到着のときは、なかなかの急ブレーキ。
ちょっとしたアトラクションのような感じで、最初は怖かったり、少し酔ったりするかもしれませんが、すぐに慣れます。

窓が開いていて外からの風がたくさん入ってくるので、臭いで酔うということはないと思います。
外気が気持ちよく、眺めもいいので、ホテル~パーク間をとても快適に移動できる乗り物です。

所要時間

これもやはり、出発駅と目的駅によって時間が変わってきます。
例えばポップセンチュリーからだと、
・エプコット→20分ほど
・ハリウッドスタジオ→15分ほど

くらいになるでしょうか。
乗っている時間はバスよりも、少し短く感じます。

しかも、待ち時間もそこまで長くなかったように思います。
バスだと、行ってしまったあとならかなり待たされることになりますが、これはグループごとに次々と乗せてくれます。
もちろん車椅子などを利用されている方が多ければ、その分待つことになります。
けれど私達が利用したときは、あまり長く待った印象はありませんでした。

停車駅

2020年02月現在では、下の6つが停車駅になります。
・ポップセンチュリー
・アートオブアニメーション
・カリビアンビーチ
・リビエラ
・エプコット
・ハリウッドスタジオ

上記の他に、エプコット~リビエラ間で方向転換をするだけのターミナルもあります。
出発や到着のときと同じように、ブレーキがかかったり加速したりしますが、そのまま座ってターンするのを楽しみましょう。
ここは本当に方向を変えるだけなので、下りることはできません。

注意
2019年12月現在、リビエラリゾートの駅では速度を落とし、ゴンドラのドアが開きます。
これはまたすぐ閉じられるので、そのまま座ったままでいましょう。
リビエラで下りられる方は、行き先を聞かれたときなどに申し出ておくのがいいでしょう。

※ちょこっとメモ
エプコットは、乗降口が正門と違う場所になります。
ハリウッドスタジオは、バスなどで来園したときとほとんど変わらない場所に乗降口があり、正門からパークへ入ることができます。
でもエプコットは、ワールドショーケースのイギリスエリアの外れくらいに乗降口があり、バスなどで来た場合の正門とは丁度、正反対の位置になります。
アトラクションや大きなおみやげ物屋さんは正門の方に集中しているので、そちらまで戻らなければなりません。
エプコットをほぼ半周する形になり、結構遠いです。
しかも朝の早い時間だと、ワールドショーケースはほとんど閉館していて、飲食店なども開いているお店はかなり少ないです。
この辺りも計算に入れて利用するのがいいでしょう。

乗降口

一般の方と車椅子などを利用している方の待機レーンが、明確にわかれています。

車椅子などを利用していてそのままゴンドラに乗りたい方は、専用レーンに並びましょう。

※ちょこっとメモ
専用レーンに行くと、人数と行き先を聞かれます。
英語が苦手な方は、事前に答えを準備していた方が慌てなくてすみます。

ゴンドラ1台の乗車人数

一般の方:10名まで
車椅子積載時:6名まで

スカイライナーは、グループ単位で乗れるのも魅力です。
他のグループとの相乗りはありません。
私達は車椅子を含めて3人でしたが、他の方と一緒に乗り込むことはありませんでした。

ただし、同じゴンドラに乗れる車椅子などは、1台までだったと記憶しています。
もし同じグループに車椅子などが2台以上あると、別々になることが予想されます。

車椅子でのスカイライナーの乗降方法

一般の方が乗り込む場合は、ゴンドラは遅い速度で動いています。
けれど本当にゆっくりで、エスカレーターよりも遅いので、ご年配の方でも安心して乗ることができます。

車椅子などを利用している方が乗り込むときは、完全に停止した状態にしてもらえます。
ですので焦ることなく、落ち着いて乗り込むことができますよ。

ゴンドラが停止すると、スタッフの方が声をかけてくれるので、それから乗り込みましょう。
最初に乗り込むのは、車椅子などを利用している方です。
手動式の車椅子を利用している場合は、押す人が押して入ります。
次に連れの方々が乗り込む、という順番になります。
スタッフの方が説明してくれるはずですので、それに従いましょう。

注意
スタッフさんによって応対がまちまちです。
ゴンドラ内をチェックしてから乗っていいと言ってくれる方や、車椅子の輪留めをしてくれる方、あるいは自分でしろと言う方、など。
人によって指示が違うので、その都度従った方がいいと思います。

網走水産

モノレール

東京と同じように、フロリダのリゾートにもモノレールが走っています。
東京と違うのは、これも無料で利用できることです。

もちろん、バスやスカイライナーと同じく、車椅子に座ったままでも乗せてもらえます。

停車駅

モノレールが停車する駅は、下の6つになります。
・マジックキングダム
・コンテンポラリーリゾート(ホテル)
・グランドフロリディアンリゾート(ホテル)
・ポリネシアンビレッジリゾート(ホテル)
・チケットセンター(トランスポーテーション&チケットセンター=TTC)
・エプコット

チケットセンター=TTCは、交通の拠点となるような場所のことです。

ここからモノレールはもちろん、ボートやバスなどを利用することができます。

3つのモノレールライン

東京のリゾートラインは基本、1つのモノレールラインがグルグルと同じところを回っています。
イメージとしては、山手線や環状線のようなものです。
これがフロリダでは、3つもあります。
目的地によっては普通の電車のように乗り換えが発生したりもして、少しだけややこしいです。
でもどのラインがどこで停車するかわかっていれば、あとは標識に従って進むだけですので、解説していきます。

マジックキングダムモノレール

マジックキングダムとチケットセンターのみに停車します。
他の駅にはとまらないので注意してください。

リゾート(ホテル)モノレール

・マジックキングダム
・コンテンポラリーリゾート
・チケットセンター
・ポリネシアンビレッジリゾート
・グランドフロリディアンリゾート

↑この5つに各駅停車するのが、リゾートモノレールです。
上記のホテルに泊まるとか、ホテルツアーをしたい場合は、このラインを利用することになります。

エプコットモノレール

エプコットとチケットセンターのみに停車します。

以上の3つのモノレールラインになっています。
例えば、エプコットからマジックキングダムに行きたい場合は、一度チケットセンターまで行って、マジックキングダムモノレールか、リゾートモノレールに乗り換える、といった具合になります。

乗降口

これもやっぱり、車椅子などの専用レーンがあります。

駅にモノレールが来ている場合は例外ですが、列車を待つときは専用レーンに並びます。
駅員さんが案内してくれますので、それに従いましょう。

※ちょこっとメモ1
ここでも人数と行き先を聞かれるので、英語の苦手な方はあらかじめ答えを準備しておく方がいいでしょう。

※ちょこっとメモ2
パークの乗降口は、エレベーターがないところがほとんどです。
一般の方と同じ坂道を上り下りする駅もあります。
モノレールは高いところに乗降口があるので、車椅子を押す方の負担は相当なものです。
身体を鍛えたい方でなければ、エレベーターを見つけたら利用するのをおすすめします。

車椅子でのモノレールの乗降方法

車椅子用のレーンで待機しているときに列車がくると、駅員さんがスロープを持ってきてドアに設置してくれます。

このあとに呼んでくれますので、それに従って乗り込みましょう。
このときは、車椅子なども乗れる広い車両なので、車椅子などを優先して乗せてくれます。
その際、この車両に限っては、一般の方はあとから乗る形です。

列車がすでに駅に到着しているときに行った場合は、空いている車両を探してくれます。
空いている車両があればスロープをかけてくれますので、それを待ってから乗りましょう。

車椅子などが入るスペースがないと、次のを待って、と言われる可能性もあります。

下りるときもスロープを用意してくれますので、そこのキャストさんの指示に従って下りましょう。

注意
この場合もバスと同じで、後ろ向けに下ります。
前向きに下りると危険なディズニーアトラクションになってしまうので、注意してください。

東京と同じように、各駅に駅員さんがいらっしゃり、乗る際にどこで下りるか伝えているので、下りる駅にも連絡が行っているはずです。
けれどフロリダは、そこまで徹底されていないような印象でした。
駅員さんが来てくれない場合などは、下りる駅で「下ります」と外にいる駅員さんにアピールした方がいいと思います。

セキュリティチェック

ホテルから利用する際には、パークの入り口と同じようにセキュリティチェックを受けることになります。
東京でも実施されている、手荷物チェックなどです。
これは車椅子などの利用者でも例外ではありません。
フロリダではX線(?)、金属探知機(?)のゲート(空港の保安検査で通るようなもの)も通らなければなりません。
ただし、車椅子などの利用者は、このゲートはくぐらなくてもいいようです。
私の母は、一度も通りませんでした。

グランドフロリディアンとポリネシアンビレッジは、駅に続く橋の途中でセキュリティチェックが入ります。
コンテンポラリーのみ、ホテル内で実施されていました。

※ちょこっとメモ
ホテルでセキュリティチェックを受けると、パークにはそのまま入ることができます。
パークでもう一度チェックを求められることはありません。
モノレール利用者は全員、バスなどで来た方とは別のレーンを通り、入園できるようになっていました。

有料交通機関

タクシーやUber(ウーバー)などの有料のサービスもあります。
これらは、呼べばホテルまで迎えにきてくれます。
満員で乗れないということもないですし、車椅子への対応をしてくれるものもあります。

↑ミニーバンのような可愛い車もあります。
予算に余裕があるなら、利用してみてもいいかもしれません。
もしくは、朝ご飯を予約していて無料の交通機関がまだ動いていない時間帯や、アウトレットやスーパーなどへ行きたいときは、有料のサービスを利用することになります。
そういった予定がある方は、あらかじめ調べておいた方がいいでしょう。

ソラハピ

まとめ

・パークへは、無料の交通機関を利用できる
・無料なのは、バス、スカイライナー、モノレール、ボート
・どれも車椅子などに乗ったまま利用できる
・利用する際は安全面からも、スタッフさんの指示に従う
・車両などからスロープを降りるときは、必ず後ろ向きに
・どの乗り物がどこへ向かうのか事前に調べておく
・目的地に向かう最適な乗り物を選んで、ある程度の予定を立てておく

車椅子などを利用していると特に、ホテル~パークまでの足はかなり重要なことの一つです。
移動の際のお金はなるべく節約したいと考えている方には、無料の交通手段はとても強い味方になるでしょう。
それらをうまく利用すると、本当に節約できて、かつ移動時間も短縮できたり、景色を眺めたりして快適に過ごすこともできます。
長期間滞在していたりすると当然疲れも出てきますから、移動時間も大事にしたいところですよね。

車椅子などを利用していても、嫌な顔もされませんし、ぞんざいに扱われることもありません。
それどころかスタッフさん達は、一般の方よりも親切に、丁寧に応対してくださいます。
ですので不安に思わず、安心して利用できます。

毎度書いておりますが、フロリダへの旅は一生のうちに何度もあることではないと思います。
たくさんお金もかかりますから、しっかりと、目一杯、楽しんでもらえたらいいなと。
そしてこの記事が少しでもお役に立ったなら、とても幸せです。

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