ウォルトディズニーワールド(フロリダ)車椅子でグルメ旅 #ホテル

ウォルトディズニーワールド

WDWを車椅子でグルメ旅シリーズ。
今回はホテルのご飯を取り上げてみたいと思います。

各パーク別のグルメについては
https://spring-trip.com/category/disneyworldgourmet/
↑こちらをご覧ください。

ディズニーワールドで遊ぶのは楽しいですが、体力的にはもちろん言葉が通じないなどの問題があり、とても疲れます。
滞在日数が多ければ多いほどホテルでゆっくりする機会も増えるかもしれません。
そういったとき、宿泊しているホテルでもおいしいご飯を食べたいですよね。
ホテルならフードコートでも部屋でも、自分好みの飲み物食べ物などを持ち込むことができます。
部屋で食べるならよりリラックスできるというメリットもあります。
そういう意味でも疲れたときは迷わずホテルで過ごし、そこで食事をすることをおすすめしています。
このブログではホテルにはどんなメニューがあるのか、その他買い方などについても説明していきます。

私達が泊まったのはディズニー直営のポップセンチュリーホテルですので、ポップセンチュリーのご飯を主にご紹介します。
隣のアートオブアニメーションホテルのご飯も掲載しておりますので、そちらに宿泊される方もぜひご覧ください。

ベビーカーを利用されている方、車椅子を使わない方にも参考になると思います

メニューや価格などはすべて2019年12月現在のものです

ポップセンチュリーホテルのフードコート

フロント棟にフードコートがあります。
売り場も飲食コーナーもかなり広くゆったりとしていて、並ぶレーンも車椅子が通れるくらいの幅に設定されています。
パーク内のように坂もないので、押している方の苦労も少ないでしょう。
ただし並ぶレーンは若干狭い印象がありました。
もし行列になっている場合は、車椅子を使っている方はレーンの外で待っていてもらうのが安全かもしれません。

メニューは日本のマクドナルドなどと同じように、売り場の頭上にある画面に表示されているので、注文を決めてから並ぶのがおすすめです。

支払いが終わったら、フードコート内のテーブルで食べてもいいですし、部屋に持ち帰るのもありだと思います。
車椅子などを利用していると、車椅子を置いておくスペースも必要なことから、テーブルの確保に苦労することもあるでしょう。
ホテルのフードコートは本当に広々としているので、そういうことに悩まされる確率も低いです。
部屋で食べるなら、こういった問題から解放されるというメリットもありますよ。

ポップセンチュリーホテルのメニュー

さすがに和食はありませんが、その他のメニューはものすごく豊富です。
牛肉やお魚、鶏肉、ターキー(七面鳥)を調理したものもありますし、ピラフ系のご飯、ピザやパン、サラダ、スープ、デザートと、何回食べても飽きる心配はないと思います。

フードコートには、
・ファストフード店のように注文するタイプ
・スーパーのように自分で陳列棚から取るタイプ

上記の2種類があります。

注文するタイプ

ちゃんとしたご飯が食べたい方は、注文するタイプのブースでの注文がおすすめです。
大体のメニューは、1つのメインに対してサイドを2つ選ぶことができます。
上の写真にもあるように、サイドメニューは6~8種くらいから選ぶことができたと思います。

注意
時間帯や曜日(?)によってメニューが変わります
朝は、朝専用のメニュー。
昼と夜は、同じメニューでした。
昨日食べた○○を今日も食べたい、と思ってもメニューにない場合があるので気を付けてください。

陳列棚から取るタイプ

英語が苦手だからあまり話したくない方や軽食ですませたいという方は、ご自身で冷蔵庫などの棚から取るタイプがいいでしょう。
陳列棚はサラダや菓子パン、ケーキなどのデザート、お酒やジュース類が中心です。
もちろん注文するタイプとの組み合わせもできるので、お腹の空き具合と相談して食べられる分だけレジへ持って行くのがいいと思います。

買い方

メニューの項目で注文するタイプと棚から選ぶタイプの2種があると書きました。
支払いは、このどちらで買ったものも同じレジで精算する形です。
棚から取ったものはもちろんですが、注文したものもトレーのまま持って行けばレジのスタッフさんがすべてを確認して計算してくれます。
お肉屋さんなどが入ったスーパーで、スーパー内のお肉屋さんで注文した分の料金をそのお肉屋さんで支払うのではなく、スーパーのレジでまとめて精算するのと同じです。

注文した各ブースでの精算ではないので注意してください

バナナやオレンジといった果物も1個単位で棚に置いてありますので、これを持ってレジまで行き支払えばOKです。

レジはいくつか設置されていますが、幅は広いので車椅子を押したままでも苦労することはないと思います。

ナイフやフォーク、スプーン、紙ナプキン、ケチャップやマスタード、モルトビネガー(麦芽酢)、バター、ジャム、砂糖にミルクなどはセルフでした。
まとめて置かれているので必要な分だけ取るといいでしょう。

実食

ディズニーワールド全体に言えることですが、ホテルのご飯も大体のものは味が濃いめです。
オーランドは日本で言う奄美大島みたいな気候で、湿気が多く暑いことが多いです。
汗を掻くからか、濃い味が得意ではない方でも食べられるのではないかと思います。

・ターキーの胸肉のグリル 約14ドル

ターキー(七面鳥)が香ばしく、鶏肉よりも柔らかくて食べやすいです。
鶏の胸肉だと硬かったりぱさついたりしますが、これはとてもしっとりでハムみたいな食感でした。
塩味が少し強めですが、モルトビネガーをかけると程よく中和されて酸味も加わるので、より口当たりがよくなります。

サイドメニューはご飯とマッシュポテトにしました。
ご飯はロンググレインライスで、タイ料理やインド料理で用いられる細長いお米。
日本のお米のようにもちもちではなくぱさぱさしているものが多く、最初は口に合わないというイメージでした。
けれどピラフのような食感と、軽くダシ(?)の風味があってなかなかのお味でした。
セロリっぽい香りと香草などの風味がしたのですが、中身は謎です。
マッシュポテトは日本にあるものと同じで、コショウの香りがほんのりしておいしかったです。

・サーモンの香草焼き 約16ドル

香草が効いていて魚臭さは感じませんでした。
表面がカリッと、身はしっとりという絶妙な焼き加減で食感も上等です。
身がしっとりなのに脂っこくなく、焼き目の香ばしさとハーブと塩加減がとてもバランスのいい一品でした。
他のものより若干お値段が張りますが、魚が大好物ではない方にもぜひおすすめしたいメニューです。

サイドはベジミックスとグリーンビーンズ(インゲン豆)。
ベジミックスは、にんじん、玉ねぎ、セロリの炒め物でした。
リゾート内では珍しく素材の味を生かしていて、野菜の優しい風味と塩味というシンプルであっさりな味付けです。
濃いものが多いので、口直しに丁度いいです。
インゲンはにんにく炒めでした。
これもそこまでしょっぱくなく、にんにくの香りがとても効いているので食欲をそそられるお料理です。
ビールにも合うと思います。

・牛肉のポットロースト

写真左側のポットローストは、時間をかけてじっくりと火を入れていくアメリカの家庭料理です。
私達が食べたものは牛肉をことことと煮込んだものでした。
お肉はほろほろと崩れるくらい柔らかくなっていて、ハーブの入ったワイン煮込み(?)のような味でした。
脂身は少ないですがとてもしっとりとしていてほろほろです。
脂身が好きな方には物足りないかもですが、赤身が好きな方は気に入ると思います。
味はちょっと濃いめなのでご飯が進みます。
イエローマスタードとの相性が抜群なので、もし食べるならマスタードをかけて食べるのがおすすめです。
モルトビネガーも合いますよ。

・4種チーズのピザ シーザーサラダ 約10.5ドル
ピザは4種チーズとペパロニ(サラミ)、サイドはサラダとパン(?)のそれぞれ2種類から選ぶことができました。
私達は写真右側の4種チーズとシーザーサラダをチョイス。
日本では珍しいですが、アメリカでは丸ではなく四角いピザも結構あるようです。
生地がとても分厚く、シカゴピザみたいな感じでした。
アメリカのシカゴピザは、具材をたくさん乗せることができるパイみたいなピザです。
写真ではわかりにくいですが、一人では食べきれないくらいボリューム満点でした。
4種チーズなのでチーズが分厚く濃厚です。
けれどその下にトマトソースが敷かれていて、酸味が程よく中和してくれます。
小麦とチーズのコンビが大好きな方にはたまらない一品です。
そのまま食べても充分おいしいですが、ハチミツをかけるとより深い味わいに。
甘さとしょっぱさ、酸味を同時に味わえるのでものすごく幸せになりますよ。

シーザーサラダは注文ブースにいるスタッフさんがお皿に盛ってくれます。
かなり大盛で巨大なクルトンもたくさん入っているので、サラダだけでもお腹いっぱいになるくらいでした。
メインのレタスはしゃきしゃきで、いい食感が味わえます。
ドレッシングはチーズ味が濃厚でレタスによく絡まっておいしいです。

・ターキーサンドイッチ ポテトチップス 約11ドル

ハード系(硬いパン)のような見た目ですが、パンは噛んでも歯切れがよく中はふかふかでした。
ハーブミックスがふりかけられているので、パンだけ食べても風味がよくおいしいです。
そこにモッツァレラチーズのまったりとしたミルク感と、燻製されたターキーのハムの味が加わります。
ターキーハムの燻製はよい加減で臭さもなく、絶妙な塩加減としっとりさを感じることができます。
野菜は少ないものの、何層にも折り重なったハムとチーズが贅沢な味わいを演出してくれ、食べごたえもばっちりです。
味変にはイエローマスタードがおすすめです。

サイドはそのときによって違うようで、大体がフライドポテトだそうです。
私達のときはポテトチップスでした。
ホテルで手作りされているもので、日本のスナック菓子のポテチより分厚くなかなかの歯ごたえ。
薄いせんべいのような食感でした。
塩味が丁度よく、一枚食べるとくせになるので食べ過ぎに注意です。
ビールのアテにぴったりでした。

・ミートローフ

ミートローフは、オーブンで焼いた超巨大ハンバーグみたいなもの。
日本のハンバーグよりもお肉の割合が多いイメージで、ものすごく肉々しくお肉のかたまりを食べてる、と感じさせてくれる料理です。
タマネギなどが入っているものの、その味を感じさせないくらいお肉がメインで、噛めば噛むほど肉汁とうま味が口の中に広がります。
肉臭さはありませんでした。
バーベキューソース(?)がかかっていますが、ソースがないところもしっかりと塩コショウ味がついていてご飯泥棒になること間違いなし。
あっさりと食べたい方は、モルトビネガーをほんの少しかけるといいかもしれません。
お肉のかたまりですが、お箸やフォークで簡単に崩れるくらい柔らかく食べやすい一品でした。
脂身が少ない印象でしたので、日本のハンバーグが苦手な方や赤身好きな方にはイチオシです。

・フライドチキン 約10.5ドル

日本のケンタッキーとは違い、かなり油っぽさが控えめでした。
外がザクザクするくらいカリッと揚げられていて、よーく油切りがされています。
鶏肉は日本のものより若干ジューシーさに欠けるものの、充分にしっとり感がありさっぱりと食べられます。
食べたあとの胃もたれもほとんど感じませんでしたので、脂っこいのが苦手な方でも食べられると思います。
味もしょっぱすぎずスパイスもほんのりと香り、変な臭みなどもまったくありませんでした。
個人的には日本のものよりこちらの方が好きです。

・フライドポテト 約4.5ドル

サイドメニューについているものもありますが、単品でも注文できます。
この日はジャガイモとサツマイモをどちらか選ぶことができました。
また行く機会があれば今度はサツマイモを試してみたいと思います。
日本にある大手ファストフード店のポテトと違い、外側はカリッと、中はほくほくに仕上がっています。
冷めても食感は失われず塩味も程よいので、日本のものよりおいしく感じました。
値は張りますけど満足できる品質です。
ビールとよく合いますよ。

・ベジスープ

野菜スープにはクラッカーが人数分ついてきました。
とにかく野菜がたっぷりで、しゃきしゃき食感が印象的なスープです。
ほんの少しぴりりとしていて、ハーブの香りがよくとてもおいしかった記憶があります。
味のベースはコンソメ(?)でしょうか。
しょっぱすぎず、ミートローフなどの濃い料理にも合いました。
クラッカーはくだいてスープの中に入れたり、浸して食べたりするようです。
もちろんジャムなどを乗せて単体で食べることもできますが、日本のものと違い塩加減が噛む場所によってバラバラなので気を付けたいところです。

・キュウリのピクルス 約2ドル
サラダやドリンクと一緒に、冷蔵庫の中に大きなキュウリのピクルスが売られています。
このページの最上部にある写真の右下に小さく写っているのが、それの欠片です。
瓶詰めの市販品と違いキュウリ一本の袋詰めが並んでいます。
日本の居酒屋メニューにある、キュウリの一本漬けのようなイメージです。
ピクルスというとお漬け物ですので味は濃いめですが、朝ご飯にはとてもよく合いました。
ハーブの香りがよくスパイスもぴりりと効いていて、強い酸味が特徴です。
濃い料理を食べたときの口直しにもいいですし、これと白飯だけでもイケてしまいそうなおいしさでした。
お酒のおつまみにも最適ですよ。
瓶詰めのものとはひと味違うので、興味のある方はぜひお試しあれ。
ぶっといキュウリが丸のまま袋詰めされているだけなので、お皿とナイフを用意をすることをおすすめします。

・ドーナツ 約2ドル

左の写真の表面が黒っぽいのはチョコレートではなく、キャラメルコーティングっぽかったです。
カカオ風味ではない砂糖を焦がしたような香ばしさがありました。
アメリカのおやつはダダ甘いのですが、これはまだ控えめな印象でした。
ただし、甘いのが苦手な方は手を出さない方がいいと思います。甘いです。

右の写真のプレーンはシュガーコーティングされていて、日本でもよく食べるドーナツでした。
甘さは日本のくらいなイメージですが。

どちらも油臭くなく食感もさくっとしているので、甘さがなんとかなれば日本の大手チェーンのものよりおいしく感じるかもしれません。

・チーズケーキ 約5.5ドル
写真がないのですが、ショートケーキをちょっと大きくしたくらいのサイズだった記憶があります。
チーズがとても濃厚で、ねっとりとした舌触り。
甘みもそこそこなので甘いものが苦手な方でも大丈夫かな(?)という印象です。
一人で食べるには多いかもしれません。
1つ買ってシェアするのがおすすめです。
もしケーキが食べたくなったらこれをおすすめします。

アートオブアニメーションホテルのフードコート

https://spring-trip.com/2020/02/17/post-18/
↑でも取り上げていますが、アートオブアニメーションホテルはポップセンチュリーの隣にあります。
スカイライナー(ゴンドラ型のリフト)の乗降口がある橋を挟んで反対側にあり、片道で徒歩10分くらいの距離です。
パーク内のように急な坂もなく、車椅子などを押していてもそこまで苦労せずに辿り着けます。
アートオブアニメーションに宿泊していなくても利用できるので、ポップセンチュリーのメニューに飽きたらこちらのホテルにきてみるのもいいと思います。
フロント棟にあるフードコートはポップセンチュリーと同じ造りで、とても広く車椅子でも狭さはあまり感じませんでした。
メニューが異なるだけで注文も会計もポップセンチュリーと同じ形式ですから、買い方などで迷うことはないでしょう。

あたたかいまま食べたいなら、このホテルのフードコートで食べるのがおすすめです。
ポップセンチュリーと同じように飲食コーナーは広々で、テーブルもかなりの数があるので車椅子を置いておくスペースなどにも困らないと思います。

宿泊している部屋で食べる場合は、残念ながら移動中にお料理が冷めてしまうのは避けられません。
あたたかいのが食べたければ、ポップセンチュリーのフロント棟にある電子レンジで温め直すという面倒が増えてしまいますので気を付けたいところです。

アートオブアニメーションホテルのメニュー

ポップセンチュリーと違うのは、アジアテイストのメニューを少しだけ扱っている点でしょうか。
右の写真のようにからあげが乗った丼物のようなものもありました。
中華料理に近い(?)ものが食べたくなったら、こちらのホテルにくるといいかもしれません。

時間帯や曜日によってメニューが変わるのもポップセンチュリーと同じです。

ポップセンチュリーと違うのは、テイクアウトかどうかを聞いてくれることでした。

写真のように紙皿のメニューには蓋をつけてくれたり、ボックスに詰めてくれて袋にまで入れてもらえました。
おかげでホテルの部屋まで持って帰るのが楽ちんでした。
ナイフやフォークなどのセットもついてましたよ。
何から何までとても親切でありがたかったです。

実食

・ラザニア ガーリックスティックブレッド

日本のものと同じで、パイシートのような長方形のパスタが何層か重ねられ間にミートソースがたっぷり詰まってました。
挽肉の量がかなり多い印象で、パスタ料理ではなく肉料理を食べてる感じがするくらいしっかりとした肉感です。
焦がしチーズのカリカリととろとろとしたソース、お肉の噛みごたえ、フォークで切れるくらいのパスタの柔らかさが相まって、口の中にいい食感が広がります。
チーズが濃厚なので、食べ続けているとしょっぱく感じることも。
ビールと一緒にいただけば、とてもよく合うと思います。
味変にはホットソース(辛いソース)をつけると、また口が変わっておいしですよ。

スティックブレッドは棒状のパンのことです。
写真ではラザニアの手前に写っているのがそれになります。
ガーリックというだけあり、とてもにんにくの風味が効いています。
塩気はそこまでではありませんが、このにんにく風味があるのでそのままでも食べられるくらいのお味です。
中の生地がもっちりとしていて、日本の総菜パンに近い印象でした。
そんなに大きくありませんが、食感もしっかりとあるのでこれだけでもお腹が膨れるくらいボリューミーでした。
メープルシロップやハチミツをつけて食べると、甘じょっぱい味になっておすすめです。

・ケサディーヤ スパイスライス

ケサディーヤはメキシコのファストフードの一つで、チーズを主とした具材をトルティーヤで包んで焼いた料理です。
ここのケサディーヤはチキンも入ってました。
ケサディーヤ自体の塩気が丁度よいので、そのまま食べてもおいしいです。
ついてくるサワークリーム(少しすっぱいクリーム)や、サルサ(トマト風味のピリ辛ソース)と一緒に食べるとより味が深まります。
チーズの濃厚さがあるので、酸味のあるソースとの相性は抜群です。
サワークリームだと、酸味がありながらもチーズと相まってクリーミーな味わいに。
サルサは、酸味と野菜の食感も少しだけ足され、ピリ辛なのも加わって食が進みます。
レタスの千切りも一緒に口に入れると、しゃきしゃき感が増しておいしいです。
チーズ味でもさっぱりと食べられる料理でした。
イメージとしてはピザに近いので、小麦とチーズの組み合わせが大好きな方にはたまらないと思います。

スパイスライスは、スパイスやハーブなどが使われた炊き込みご飯なイメージでした。
インド料理のターメリックライスにも似ていて、ぱらぱらで食べやすいです。
油分も少なく味の濃さも程よいので、このご飯だけを食べても飽きないくらいのおいしさでした。
野菜(?)か何かのダシだと思うのですが、ほんのりと効いていて味付けが優しいのが嬉しいです。

・アジアンチキンボウル

見た目の通り日本で言う、からあげ丼です。
からあげの味がちょっぴり濃いですが、かかっている甘めのソースが中和してくれます。
野菜やご飯と一緒に食べるともっと丁度よくなります。
野菜は特に食感の違いが出るので歯ごたえもおもしろいです。
ご飯はちょっと硬い(硬めに炊いてある?)ものの、噛んでいるとチキンのうま味やかかっているタレも感じられておいしいです。
からあげは衣が分厚いのに外はさくっとしていて、中は柔らかジューシーというおいしいからあげのお手本のような感じでした。
甘酢がけのからあげ丼というイメージですので、日本食か中華が食べたくなったらこれを注文するといいでしょう。

・パスタ・ポモドーロ 約11ドル

トマトソースのパスタ。
パスタはきしめんに近いもので、少し幅広の平たい麺です。
麺が茹ですぎで、食べようとするとプチプチと切れてしまうのが少し残念でした。
トマトソースは甘みと酸味のバランスがよく、そこにチーズも加わって濃厚な味わい。
塩気も強すぎずパスタとよく絡んでおいしくいただけました。
中にミートボールがゴロゴロと入っていて、これがまた絶品でした。
ミートローフと同じようにお肉がギュッと詰まっている食感で、味も肉々しさが楽しめます。
トマトソースとの相性もよく、程よい酸味があっさりとさせてくれてパクパクと食べてしまいました。

・エビのシーザーサラダ 約3.8ドル

ロメインレタスがメインかと思いきや、スタッフの方がエビをたくさん盛ってくれました。
ドレッシングまでたくさんかけてくれて、おかげで少ししょっぱくなりました。
けれどそれを掻き消してくれるくらいエビがとてもおいしいです。
プリプリ食感で食べごたえは充分。
にんにくの風味がとても効いていてエビだけ食べてもかなりの美味です。
レタスと一緒に食べるともっとよくなり、プリプリしゃきしゃきの食感がたまりませんでした。
冷蔵庫にパックで売られているものよりもエビの量が断然多いので、こちらの方がお得に感じます。
価格もほとんど変わらなかった印象です。
チーズをかけるかと聞かれる場合があるので、好きな方はイエスと答えましょう。
クルトンは適量でした。

・ポテトとねぎのスープ

かなりとろみがあるので、スープというより日本のホワイトシチューな印象でした。
具はじゃがいもがゴロゴロとしていて、このスープだけでも食べごたえがあります。
けれど芋感は主張しすぎずとろとろで口溶けがよく、口の中でスープと馴染みます。
そこにねぎのしゃきっと感が加わり食感が楽しいです。
塩味をちょっと強めに感じますが、野菜の甘みなどもあってまろやかでおいしいです。
コンソメベース(?)で日本人でも違和感なく食べられるスープでした。

まとめ

・ホテルでもパーク内と同じようにメニューが豊富
・フードコートや部屋など食べる場所を選べる
・ホテルの部屋なら気兼ねなくリラックスして食べられる

・車椅子などの置き場に困らない
・好みの食べ物飲み物と一緒に食べられる
・フロアが広く坂もほとんどないので車椅子を押すのも楽ちん

取り上げましたホテルのご飯、食べてみたいものはありましたでしょうか。
ワールドに滞在すると野菜不足になる方もいらっしゃるようですが、ホテルでは野菜のメニューも豊富です。
野菜不足を感じたり疲れて出かけたくないという方は、ホテルのご飯をぜひ試してみてください。

車椅子やベビーカーを利用していると、普通に歩くよりもかなり疲労感がある思います。
ディズニーワールドは日本との時差もかなりあるので、時差ボケになりがちです。
また蒸し暑い気候ですから体調を崩しやすくなるかもしれません。
出かけられない、出かけたくない、けれどおいしいものは食べたい。
そんなときはホテルの食事を味わってみてはいかがでしょうか。
おいしいものをしっかりと食べて体力をつけ、ディズニーワールドを楽しんでくださいね。

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