ウォルトディズニーワールド(フロリダ)車椅子でグルメ旅 #マジックキングダム

ウォルトディズニーワールド

フロリダのリゾートは、ご存知の通りいくつかのパークに別れています。
東京で言う、ランドとシー、みたいな感じですね。
そんな各パークには、おいしい食べ物もたくさんあります。

・注文すると、食事をテーブルまで運んでくれるテーブルサービス
・食事をカウンターで受け取って自分で席を確保するカウンターサービス
・ワゴン販売

など、東京と同じように色々な食べ物が各所で売られています。
中でも比較的安く、それでもおいしものが食べられることでおすすめなのが、カウンターサービスのお店です。

じゃあ、
各パークにはどんなカウンターサービスのお店があるの
どんなものが食べられるの
車椅子で行けるの
車椅子に乗ったまま買えるの
お値段はどれくらいなの

特に車椅子の利用について、不安を抱えていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、私達が実際に食べてきた体験をもとに、お店や食べ物を各パーク別にご紹介したいと思います。

ベビーカーを利用されている方、車椅子を使わない方にも参考になるかもしれませんので、ぜひご覧ください

以前にも同じような記事を書いております。

ウォルトディズニーワールド(フロリダ)旅行 車椅子での食べ歩き
せっかくフロリダのディズニーリゾートまでやってきたのですから、ここでしか味わえない食事を楽しみたいですよね。この記事では、車椅子を利用しながら私達がWDWで食べてきたもの、その中でもおすすめのもの、店内の様子などをご紹介します。 ご年配の親...

重なる部分も多々ありますが、あわせて参考にしていただければと思います。

メニューや価格などは、すべて2019年12月現在のものです

マジックキングダム

この記事では、マジックキングダムでのお食事を取り上げます。

アメリカン、メキシカン、イタリアンなど、わりとなんでも揃っている印象なのが、マジックキングダムです。
中でも、ぜひともおすすめしたいカウンターサービスのお店が2軒あります。

マジックキングダムでのアルコール類の提供は、テーブルサービスのお店のみです

コロンビア・ハーバーハウス(Columbia Harbour House)

アメリカ料理を提供してくれる、大人気のお店です。
店内はそこそこ広いですが、時間によってはお店の外にまで行列ができていたりします。
ただ、お店の出入り口はゆるいスロープになっていますし、店内の並ぶレーンも車椅子の幅を考慮して広めになっています。
車椅子だと、中にいるキャストさんがこっちへきて、と広いところに呼んでくれることもあります。
屋内で座って食べることができるので、急なスコールに襲われて慌てなきゃいけない、ということもないので安心です。

ロブスターロール

・ロブスターロール Lobster Roll $15.99
これを食べるためにマジックキングダムにきたい、と思うくらいの絶品フードです。
写真の通り、ロブスターの大きな身がたっぷりと詰まっていて、がっつりと食べられます。
身はしっとり柔らかで、どちらかというとカニを食べてる感じです。
一方でパプリカも入っていて、しっとりだけでなくしゃりしゃり食感も味わえます。
マヨネーズの味が程よく、ロールパンに塗られているニンニクの風味も相まって、頬張ると「うま!」と言ってしまうほどのお味でした。
ロールパンもトーストされているので、外は少しカリッと、中はふわふわな食感も楽しめます。
これに分厚いパリッパリのポテトチップスがついて、16ドルくらいです。
一人では食べきれないくらいの量でとてもおいしいので、このくらいのお値段でも高くないと思いました。
一緒にいる方とシェアした方が色々と食べられるので、おすすめです。

エビとフィッシュフライ
クラムチャウダー
マカロニチーズ
オレンジジュース

・エビとフィッシュフライ Fried Shrimp and Fried Fish $13.99
一番手前のお皿が、エビフライと魚フライがセットになった盛り合わせです。
フライドポテトは確か、人参とインゲンの炒め(?)とどちらか選べるようになってました。
写真の通り、フライドポテトをチョイスすると相当な量を盛られます。
魚のフライは、スパイス(こしょう?)が感じられ、何もつけなくても充分食べられるくらいの塩味です。
外はさくっと、中はしっとり柔らかでパクパクと食べられます。
エビフライはプリプリ食感がよく、これも塩味がちゃんとついています。
どちらも、いやな臭みもまったくなく日本と同じようにおいしくいただけるメニューでした。
タルタルソースやモルトビネガー(麦芽酢)が置かれているので、味変に使ってみるといいと思います。
がっつり食べたいならタルタルソース。
さっぱり食べたいならモルトビネガーがおすすめ。
フライドポテトもあるので、ケチャップで食べるのもおいしいですよ。

・クラムチャウダー New England Clam Chowder $6.79
ポテトの奥、真ん中辺りに写っている白いカップが、クラムチャウダーです。
濃い味が好きな方には丁度いいくらいで、薄味好きの方にはちょっとだけしょっぱく感じるかもな塩加減です。
こしょう(?)がきいてスパイシーで、生臭さはありませんでした。
スープというよりホワイトシチューみたいにとろっとろで濃厚。
しかも熱々を出してくれます。
フロリダでも時期によっては寒い日もあるので、そういう日は身体の芯からあったまります。
まあまあなお値段ですが、これも結構おっきなカップに並々入れてくれるので、一人で飲み切るのは難しいくらいのボリュームです。

・マカロニチーズ Macaroni & Cheese $4.49
クラムチャウダーの奥に写っているのが、マカロニチーズです。
名前の通り、柔らかめのマカロニに濃厚なチーズソースを絡めた定番のアメリカ料理。
マカロニがとろとろのチーズソースをたっぷりとまとい、ミルキーでチーズの香りや味のパンチが申し分ないほどに主張します。
若干しょっぱいので、食べ続けているとだんだん飽きてくるかもしれません。
けれど、がっつり食べたいときや寒い日、チーズとパスタの組み合わせが大好きな方にはおすすめのメニューです。
量もほどほどで、お値段もお手頃なので一度試してみるのもいいと思います。

・オレンジジュース Orange Juice $4.99
酸っぱいのが苦手でなければ、ぜひ試していただきたいのがこのオレンジジュースです。
フロリダはオレンジの産地としても有名です。
そこで作られている100%のジュースですので、とてもおいしいです。
お客さんのグループの中で、誰かが必ず1つは持ち歩いている、と言ってもいいくらいの人気商品。
甘さはもちろんありますが、酸味もきいていて、口の中をさっぱりとさせてくれます。
そのまま飲んでももちろんおいしいのですが、パーク内は濃い食べ物が多いので、食事と合わせるのが最高です。
パークやホテルで買うと高いので、スーパーなどのネット通販を利用すると、安くて量も多い商品を買うことができますよ。
ホテルを出るときに保存容器に入れて、パークなどに出かけることもできますしね。

コーヒー
ホットココア

・コーヒー Regular Coffee $3.29
アメリカ全体かどうかはわからないのですが、アメリカのコーヒーは、レギュラーとデカフェ(カフェインレス)の2種類があります。
コーヒーを注文すると、どちらにするか聞かれることが多いので、カフェインが入っているものがほしいなら、レギュラーと答えましょう。
もしくは最初から、レギュラーコーヒーを頼むのがいいと思います。

※ちょこっとメモ
パークやホテルのコーヒーは、Joffrey’s Coffeeか、スターバックス、ほぼこの2択になってしまいます。
スターバックスはどのパークでも混雑していることが多く、高額で、しかも店舗が少ないです。
Joffrey’sはどこでも売ってますが、日本のコーヒーを飲み慣れていると、相当薄味に感じます。
もしコーヒーにこだわりがあり、パーク内などでも気に入ったものが飲みたい、という場合は、家からコーヒーを持って行くことをおすすめします。
ホテルにはコーヒーメーカーがあり、お湯を沸かすこともできます(湯沸かしケトルを日本から持ち込むのがいいかと)。
ホテルでコーヒーをいれて飲んだり、パークなどに持って行くのが一番かなと思います。

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感想(73件)

・ホットココア Hot Cocoa $3.29
ココアもJoffrey’sブランドです。
ココア風味が少なく、かなり甘い味付けになっていて、チョコチップクッキーのような風味がします。
甘いものが好きな方にはたまらない飲み物だと思います。
寒い日に飲むと、あったまりますよ。

ペコスビル・トールテール・イン&カフェ(Pecos Bill Tall Tale Inn and Cafe)

タコスなどの、メキシコ料理が楽しめるお店です。
ここも大人気で、店内はお客さんでいっぱいでした。
特にレジと客席が込んでいて、照明もちょっと暗めなので、車椅子を押す方は前と足下に注意しましょう。
段差などはなかったように思います。
確かテラス席もあったかと思いますが、店内にもわりとたくさん席数がありました。
混雑時期のご飯時だと席を確保するのが難しいかもしれませんが、車椅子を利用していると、キャストさんが空席に案内してくれたり、お客さんが譲ってくれることもあります。
そういう場合は遠慮せず、お礼を言ってありがたく使わせてもらうのがいいかと思います。
店内席なら、暑くても寒くても天気が悪くても、ゆっくり座って食べられるので、車椅子を利用していても安心です。
メキシカンが好きなら、ぜひ訪れてほしいお店です。

ファヒータプラター
タコトリオ
野菜など

・ファヒータプラター Fajita Platter $14.99

煮豚、チキンのスパイス焼き、スパイスと一緒に炊いたご飯、黒豆、ピーマン(?)のソテーがワンプレートに乗って出てきます。
自分の好みの具材を小麦のトルティーヤ生地に乗せ、くるんで食べる料理が、ファヒータです。
豚肉とチキンは単体で食べると塩味が少し濃いですが、野菜などと一緒に食べると丁度よくなってくれます。
豚肉はジューシーで解ける感じ、チキンはしっとり柔らか。
どちらもスパイスが効いていますが、辛いのが苦手な方でも食べられるくらいのピリ辛加減です。
ご飯も香りがよくぱらぱらで、チャーハンに近いでしょうか。
黒豆はスパイスで煮込まれていて、豆自体の甘みとよく合ってました。
これらをトルティーヤに全部包んで食べると、いい塩加減の、複雑な味と香りが広がり、そのあとからスパイシーさが追いかけてきて、絶妙でした。
ぽとぽととこぼれてしまいますが、気にせず豪快に手でいただきましょう。

・タコトリオ Taco Trio $10.99

アメリカでは、ハードタコシェル(タコスを揚げて二枚貝みたいな形にしたもの)が一般的ですが、このお店はソフトタコス(ペラペラで柔らかい)生地でした。
牛挽肉と、ファヒータにもあったチキンと豚肉、カリフラワー(ベジタリアン向け?)の4種から、3つを選ぶことができます。
私が注文を失敗したので、写真はすべて、牛挽肉になってしまってます。
挽肉はなかなかに肉々しく、挽肉なのに食感もいいのでお肉を食べてる、という感じがしました。
結構スパイシーで、辛いのが苦手な方はそのまま食べるのは難しいかもしれません。
けれど、辛さを緩和しておいしく変えてくれる具材達がこのお店にはあります。

野菜など

スライストマト、レタス、グリル野菜(コーンや玉ねぎ等々)、キュウリとハラペーニョ(メキシコの唐辛子)のピクルス、サワークリーム、チーズ、サルサ、ピリ辛トマトソース、ライム、生玉ねぎ
↑これらがブッフェ形式で、取り放題なんです
好きなものを好きなだけ取ってきて、ファヒータやタコスに包んで食べることができます。
チーズやトマトのスライスは辛さを和らげてくれるので、辛いのが苦手な方にはおすすめです。
逆に辛さを足したい方は、ハラペーニョのピクルスやトマトソースをかけるととてもおいしくなります。
酸味がほしいという方は、サワークリームやライムなどをかけて食べるといいでしょう。
野菜を食べたいという方には、レタスやグリル野菜、サルサがおすすめです。
このお店は、メキシカンを自分の好きなスタイルで味わえるのが特徴です。
もし野菜不足を感じているなら、ここで解消できるかもしれませんね。
野菜が取り放題なのを考えると、ファヒータもタコスも、そこまで高額に感じないと思います。

まとめ

・アメリカ料理とメキシコ料理がおすすめ
・アルコール飲料の提供は、テーブルサービスのレストランのみ

アルコール類がどうしても飲みたい方は、テーブルサービスのお店を利用しましょう。
テーブルサービスのレストランは大人気のところが多いので、事前に予約しておくことをおすすめします。

どちらのお店も本当においしいので、マジックキングダムを訪れる際には、選択肢の一つとして考えてもらえると幸いです。
両店とも混雑していることが多く、車椅子などを利用していると入りづらかったりもします。
けれど気後れすることなく入店し、列に並びましょう。
そしてぜひ、おいしい食事を楽しんでください。

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