京王線の新宿駅からバスタ新宿 車椅子移動

交通

私達は、新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)をたまに利用します。
そのとき、京王線の新宿駅からバスタ新宿に向かうことが多いのですが、車椅子で行くとなると、とても大変でわかりづらいです。
実は、一般の方と同じように、建物の中を通って行くことができないんです。
建物の中を通ると階段やエスカレーターはあっても、エレベーターはありません。
2019年7月現在は、車椅子の方は、京王線新宿駅から一旦地上に出て、外を行くしか方法がないのです。
その方法も少しわかりづらいので、写真付きで道順をご紹介したいと思います。

京王新宿駅

京王線の新宿駅に着いたら、まずは京王百貨店口の改札を出ます。

↑ここですね。
電車に乗る際、バスタ新宿に行きたい旨を駅員さんに伝えておくと、新宿駅に着いたときに道順を教えてくれることもあります。

京王百貨店のエレベーター

京王百貨店口の改札を出てすぐ、向かって右側に京王モールに向かう通路があります。

この通路を少しだけ真っ直ぐ進みます。
通路は、時間帯によっては写真のように出店が目印になってわかりやすいです。
写真の奥に防火扉が見えていますが、ここで止まって左を向きます。

ここに地上に上がるエレベーターがあります。

このエレベーターは場所がわかりにくいので、通り過ぎないように気を付けてください
案内板などを見ていると、写真のようなものが見えると思います。

※注意
人通りが多いですから、よそ見をしていると危険です
十分に注意をしながらにしてくださいね

エレベーターへ続く通路の正面が、写真のような感じです。
ここを行くと、奥に荷物搬送用の大きなエレベーターがあります。

このエレベーターで地上に上がります。
荷物用なので、エレベーターの中はとても広いです。
車椅子でも2台くらいなら楽々と乗ることができます。

地上に出たら

地上に上がってくると↑のような場所に出てきます。

エレベーターの出入り口は、お花屋さんと消火栓に挟まれています。
この出入り口を出たら、左に曲がってください

京王百貨店や銀行などを左手に見ながら歩道を真っ直ぐ行くと、広い交差点(西新宿1丁目)に出ます。
丁度、ルミネ新宿ルミネ1の角ですね。

写真に写っている広い道が甲州街道で、これを挟んだ向かい側の左手にバスタ新宿が見えます。
写真の横断歩道を渡って左に曲がると、バスタ新宿に到着します。

または、まだ渡らずに左に曲がって進み、JR新宿駅の南口の前から道路を渡ると、バスタ新宿に到着します。

※注意
上記のどちらにしても、左に曲がると急な坂になります。
車椅子を押して上るのはとても大変です。
人通りも多いですから、安全に気を配っていた方がいいと思います。

所要時間

京王新宿駅からバスタ新宿まで、大体20~25分くらいです。

慣れていても、エレベーター待ちや信号待ちなどもありますから、結構な所要時間になることを想定しておきましょう。
バスの時間もあると思いますので、余裕を持って向かうことをおすすめします。

天気

京王新宿駅とバスタ新宿の間を移動する際の最大の敵は、悪天候です。
天気が悪いと、途端に移動が難しくなります。
できることなら、天気が崩れていない日や時間帯に移動するのがいいと思います。

もし雨が降っているなら、雨対策を万全に。
自然災害などが起きている場合は、交通機関も麻痺していることも多いので、無理をしない方がいいでしょう。

建物の中を通るという手もなくはないですが、たとえ車椅子から降りることができる方でも、階段やエスカレーターを利用するのは大変難しいです。
ベビーカーなら、折り畳んで持ち上げることもできるでしょう。
けれど、一般の車椅子はかなりの重量がありますし、その他にも荷物を持っておられると思います。
車椅子から降りて、押しておられる方がこれらを持ち上げて階段などを上り下りするのは、おそらく不可能ではないかと。
繰り返しになりますが、安全のためにも、無理をしないことをおすすめします。

まとめ

・新宿はどこも混雑しているので、安全には十分注意する。
・現在は地上を通らないと、京王新宿駅とバスタ新宿の行き来はできない。
・新宿駅ではエレベーターの案内板をしっかりと確認する。
・地上では急な坂があるので、押す方は特に安全と自分の体力に気を配る。
・地上に出ないといけないので、悪天候のときは無理をしない。

お疲れ様でした。
京王新宿駅~バスタ新宿間の車椅子の移動は、相当に大変です。
この間を移動しなくてもすむのならば、その方がいいと思います。
でももし移動が発生した場合には、この記事を参考にしていただけたら幸いです。

旅はできるだけ、楽しいものにしたいですよね。
ケガをしたりすると、旅自体が台無しになってしまうかもしれません。
ですので無理をせず安全には十分注意をしてください

この記事を参考にしてくださったすべての方の旅行が、最高のものになりますように。

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